
ソニーのα6700、キットレンズだけではなく、交換レンズを試したいけど、どれがいいと思う?



ボクのレンズを貸そうか。ソニーのFE50mm F1.8があるよ
FE50F1.8はカメラ初心者にあってる?
まず、最初に私の結論です。ソニーFE50mmF1.8は、初心者の私には、交換レンズの面白さをダイレクトに知ることができるレンズです。特に、ボケを活かした撮影を体験するには最適で、ちょっと感動するほど。
ただし、APS-Cカメラを使う私には合わない部分もあり、購入はしばらく先になりそうです。その理由は後ほど、詳しく説明しますね。



APSーCカメラで使うならお子さんなどの「人」、ペットなどの「動物」を撮るポートレート撮影に適したレンズだと思う。価格設定が低いので、お試しレンズとしても魅力ね。



焦点距離50mmで、開放F値1.8のレンズは、「初心者が最初にチャレンジするレンズ」と言われているよ。その魅力を深掘しよう。
ソニー「FE 50mm F1.8」はどんなレンズ?
ソニー「FE50mm F1.8」は、フルサイズ対応のソニー純正のEマウントレンズです。なお、ソニーには、別にAPS-C専用の「E50mm F1.8」があります。型式名に「F」が付く方がフルサイズ用、無い方がAPS-C用です。
レンズの正式名称は「FE50F1.8 (SEL50F18F)」ですが、以降は「FE50」と表記します。
- 50mm[※75mm]の単焦点レンズ ※以降、[ ]内にAPS-Cカメラでの35mm換算を表記
- 重量約186gと小型・軽量
- 33,000円前後とリーズナブルな価格帯 ※2024年12月時点 価格.com 最安値を参考に記載。以下同様。
- 手ブレ補正なし ※α6700など手ブレ補正機種の内臓機種(カメラ)であればカメラ側で手ブレ補正が作動
- フルサイズ用レンズ、ただしAPS-Cレンズとしても使用可能
サディのお気に入りポイント〔3つ〕
※FE50をAPS-Cカメラで使用した場合は「中望遠」、フルサイズカメラで使用した場合は「標準」の焦点距離になります。
ボケを活かした写真にチャレンジ



FE50は、“ボケ”を簡単に作れます。「なるほど、この設定にしたら、こうなるのか!」という感じで初心者の私には、F値と“ボケ”の関係を実践的に理解することができました。






(参考)FE50が「ボケを活かした撮影」に最適な理由



「ボケを活かした撮影」に適したレンズの要件。おおよそだが、次の2つなんだ。
- F値(絞り)の値を低くできるレンズ :開放F値が2.8以下が理想的
- 焦点距離が長いレンズ :中望遠以上のレンズが理想的
- その上で、カメラをできるだけ主題(被写体)に近づけてください。主題(被写体)と背景の距離が遠いほど理想的です。



FE50は、2つとも条件に該当するね。
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例えば、開放F値が同じ1.8でも11mm[16.5mm]程度の広角側では、ボケが出にくいんだ。中望遠の50mm[75mm]ぐらいが「ボケ」と「扱いやすさ」のバランスがいいと思う。







レンズ交換ができるカメラの魅力を活かすためにも、色々なレンズを試したいね。旅行で持ち運びが億劫にならないためにも小さく・軽いレンズは魅力的だね。
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最近のレンズは、レンズ側に操作ボタンやAFとMFを切り替えるスイッチがあるモデルが多いけど、FE50には付いていないよ。
FE50 旅のスナップにあっているか?



なるほど。FE50はフルサイズカメラでは「標準」のレンズになるけど、APS-Cカメラでは、「中望遠」になるね。旅の撮影で「中望遠」は初心者には難しいかもね。



「中望遠」は人や動物などポートレート撮影に合っているみたい。
(参考)レンズの焦点距離とは何?
今回のFE50の焦点距離は50mmです。しかし、これはフルサイズカメラに装着した場合です。APS-Cカメラに装着すると焦点距離が1.5倍程度長くなり75mm相当になります。
このため同じ50mmのレンズでも、カメラ側がフルサイズ、APS-Cのどちらに装着するかでレンズの領域が「標準」か「中望遠」のいずれかに変わります。
人間の視野に近い焦点距離は「50mm」と言われ、「標準」に区分されます。これに対して「75mm」は、「中望遠」に当たるわけです。



旅で一番、使う焦点距離はやっぱり「標準」の領域だね。サディのカメラはAPS-Cだから、おおよそ16mm〜50mmぐらいが「標準」に該当する。



ソニーにはフルサイズもあってややこしいね。フルサイズの場合は24mm〜70mmぐらいが「標準」のカテゴリになるのね。





フルサイズカメラは使わない、つまりAPS-Cに限定する方は、難しく考えず、左側の領域(例:16mm-50mmが標準域)を掴んで欲しい。
<参考>ちなみにコマのこれまでの経験では・・・・
アマチュカメラ歴が10年を超えるアドバイザー役のコマの経験では、撮影旅行では広角レンズと標準レンズの2つがあれば、殆どの場面をカバーするようです。
FE50は、APS-Cカメラで使用する場合は、「標準」と「望遠」の中間にあたる「中望遠」にあたります。
場合にもよりますが、旅の撮影ではFE50は、出番が少ないかもしれません。


広角レンズ4割弱、標準レンズ5割、これに対して、望遠1割弱
2021〜2023年におけるコマの撮影旅行での撮影枚数より算出。ただし、次の目的での撮影旅行に関しては撮影枚数の母数から除外しています。
1)ねこや鳥などの動物撮影を目的とした旅行、2)スポーツ観戦(モータースポーツ含む)を目的とした旅行 3)パレードやよさこい祭りの撮影を目的とした旅行



あくまで、コマの場合だけど、旅行では望遠レンズは使う機会が少ないのね。



旅の中でポートレート撮影を行うような機会があれば、「中望遠」が活躍すると思う。でも、ボクの旅撮影では、「中望遠」は出番が少ないかな。
FE50 サディの戸惑いポイント



サディの戸惑いポイントは妥当なところかもね。ただ、33,000円前後で購入できるレンズは貴重だ。手の届きやすい価格にするために機能を削ぎ落としているのかもしれないね。
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確かにね。50mmレンズは、他にも数種類のラインナップがあって価格は高くなるけどAFのスピードが速い機種もあるよ。
FE50 サディのレビューまとめ
APS-Cカメラにフルサイズレンズを装着する



ところで、今更の質問だけど、私のカメラ「ソニーα6700」はAPS-Cよね?フルサイズレンズのFE50を装着して問題は無いの?



全く、問題ない。フルサイズとAPS -Cの簡単な説明をまとめておいたよ。
(参考)フルサイズ用のレンズをAPS-Cカメラに装着して良いのか(ソニーの場合)
APS-Cカメラにフルサイズレンズを使うことは全く問題ありません。
その逆にフルサイズカメラにAPS-Cレンズも使えますが、この場合、フルサイズの性能が十分に発揮できない可能性があります。


ソニーの場合、APS-Cカメラに、フルサイズレンズ、を装着できます。ただし、フルサイズレンズは、APS-Cレンズに比べて、大きく、質量があり、価格も高めな場合がほとんどです。その点が問題なければデメリットはありません。
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APS-Cカメラの魅力は小型・軽量にあるからフルサイズレンズを装着する人は「あえて」の場合を除いて少ないかな。
稀なケースの紹介:EF50mmF1.8とE50mmF1.8
下記の2つのレンズは、手ぶれ補正機能を除けば、大きさ、質量、基本性能、さらに価格までほぼ違いがありません。このため、APS-Cのα6700などにフルサイズレンズを装着してもデメリットがありません。
2つのレンズ | FE 50mm F1.8 | E 50mm F1.8 OSS |
---|---|---|
発売開始 | 2016年4月8日 | 2011年8月24日 |
フォーマット | フルサイズ | APS-C専用 |
開放F値 | F1.8 | F1.8 |
手ぶれ補正 | なし | あり |
質量 | 186g | 202g |
価格 | 33,000円前後 | 33,000円前後 |
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重さ・価格が同じならAPS-Cカメラに、フルサイズレンズを購入してもデメリットは無い。α6700は本体に手ブレ補正機能があるしね
<比較検証> 他のAPS-Cレンズとフルサイズレンズでは?
今度は、コンセプトが似ているソニーの2つのレンズを比較しました。この2つのレンズの場合、フルサイズの方がAPS-Cよりも質量があり、価格も高めです。このような場合は、ほとんどの場合でα6700などのAPS-CユーザーはAPS-Cレンズを選択しています。
FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS | E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS | |
---|---|---|
フォーマット | フルサイズ | APS-C |
質量 | 854g | 625g |
価格 | 160,000円前後 | 100,000円前後 |
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ただし、APS-Cとフルサイズ、2種類のカメラを持っている人もいるでしょ。その場合はAPS-Cカメラにフルサイズレンズを装着していることもあるね。
なぜ、“撒き餌さレンズ”と呼ばれるのか?
FE50は、アマチュアカメラマンからは、自虐的な意味を込めて“撒き餌レンズ”と呼ばれています。
開放F値が1.8、価格が30,000円台というレンズは、ソニーのみならず、キヤノン、ニコンなどでもラインナップがあり、カメラ初心者が“最初に買う交換レンズ”として認知されています。その理由は、なんと言っても安価であることです。交換レンズは、10万円を超える場合も少なく無い中、3万円台で購入でき、初心者にとってチャレンジがしやすいからです。
そして、多くのアマチュアカメラマンが“撒き餌レンズ”でレンズの魅力から抜け出せなくなり、もっと高性能のレンズが欲しくなるという(散財してしまう)というループにハマることを自虐的に表現しているのです。






ソニーEマウント50mmのラインナップ



ソニーは、現在、6機種の50mmレンズを販売しているんだ。いかに50mmに人気があるかわかるよね。



50mmF1.2なんてあるのね。24万円! いいお値段ね。
商品 | 特徴 | 価格 | 開放F値 | 質量 |
---|---|---|---|---|
ソニー E50 mm F1.8OSS | APS-C用 単焦点 | 33,000円前後 | F1.8 | 202g |
ソニー FE50mm F1.8 | フルサイズ用 単焦点 | 33,000円前後 | F1.8 | 186g |
ソニー Planar T* FE 50mm F1.4 ZA | フルサイズ用 単焦点 | 160,000円前後 | F1.4 | 778g |
ソニー FE 50mm F2.5 G | フルサイズ用 単焦点 | 80,000円前後 | F2.5 | 174g |
ソニー FE 50mm F1.2 GM | フルサイズ用 単焦点 | 240,000円前後 | F1.2 | 778g |
ソニー FE 50mm F1.4 GM | フルサイズ用 単焦点 | 180,000円前後 | F1.4 | 516g |



50mmレンズはとても人気がある焦点距離なのね。



その通り、ただし、フルサイズの50mmに人気があることに注意して欲しい。
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APS-Cレンズのカメラなら35mmぐらいが、一般に人気のあるフルサイズ換算50mmのレンズになるよ。
ブログコンセプト
このブログは、筆者の10年余りのアマチュアカメラ歴での“つまずき”を基にカメラ初心者の皆さまへ発信しています。
筆者は、会社員時代に広報業務を15年程担当し、撮影やデザインに関する業務に携わってきました。さらに個人としてのアマチュアカメラ歴は10年を超えます。しかし、いつまで経っても撮影が上達しないばかりか、未だに分からないことばかりです。
筆者は、これまで数々の書籍、講座、さらにSNS等を通して、カメラ・撮影に関する情報を収集してきました。しかし、いずれも難解で、とっつき難いものが多いと感じました。その理由として、カメラ・撮影が高度化・専門化している。言い換えれば、初心者・中級者が置き去りになっていると感じました。
そこで、カメラ初心者から中級者へのステップアップを目指す皆様と共に、これまで調べて分かったこと、つまづいた経験などをブログにまとめ、自分なりに発信することにしました。
このブログでは、サディ、ルーク、そしてコマなどが登場しますが、いずれも筆者の想像上のキャラクターです。ブログ内の意見は、すべて筆者の個人的見解や体験に基づいています。
あらかじめご了承の上、誤りや修正が必要な箇所がありましたらご指導ください。